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2007年2月16日 (金)

寒い季節の「花巻き」

善光寺周辺では、灯明祭りが行われ、多くの人で賑わっている。
普段見なれた風景も、夜の薄明かりの中で、また違った趣が感ぜられる。
表通りの賑やかさより、善光寺周辺の宿坊の通りの静けさが、私は好きだけれどね。

毎回様々な行事が追加され、いいイベントになったと思う。
あと、二日だけなので、ぜひお出かけを。
あっ、三時からの七福神めぐりにも御参加くださいね。

これだけの人出で、善光寺周辺のおそば屋さんは、賑わっているみたいだ。
やっぱりこういう時は、暖かいそばということになるのだろうか。

さて、暖かい種物で私が好きなのは「花巻き」。
えっ、なんだそれっ、という人もいるかもしれない。
かけそばに、海苔をかけたそばのこと。
単純だけど、奥の深い種物なのだ。

皆さんは、海苔の旬をご存じだろうか。
今や、海苔は冷凍保存によって、一年中均一な製品が出回っている。
でもね、香り高い新海苔がでるのは、本当はこの寒い季節なんだ。
だから、昔の人は、冬のこの種物を珍重したのだね。

スーパーなどで売っている海苔は、たいていオニギリ用か、のり巻き用で、固いものが多い。
こういう、下手に噛めば歯が欠けるような海苔は(どんな歯をしているのだ)、「花巻き」には向かない。
そばの上で、とろりとろりと溶けていくような海苔がいいんだね。
つまり、ちょっといい海苔を使わないと、このメニューの醍醐味がなくなっちまうわけだ。

この花巻きには、薬味にネギを使わないのが原則。
でも、大抵の店では、別皿にネギを盛ることが多いようだ。ワサビを添えるところもある。
昔は、蓋をして出されたもので、蓋を開けた時に、海苔の香りがプンとして楽しかったが、このごろでは、ほとんど蓋を使っていないようだ。

このそばは、酒の肴にもなるし、その店が、どれだけの器量を持っているかの目安にもなる。つまり、少しはましな海苔を使っているかどうかだね。

それなら、お前の店でもやればいいじゃないかって。
いえ、私の店は、あくまでも、そば、そのものを楽しんで頂く店ですから。
まあ、そのうちに、、、。
有明海があんな状態になったので、、、、、福岡産や佐賀産の高級海苔が手に入りにくくなったし、、、、。
まあ、そのうち考えることにしよう。

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