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2007年2月17日 (土)

短い営業時間のわけは。

「手打ちそば屋 かんだた」の営業時間は、昼の十一時から午後三時まで。
へえ、いいね。
楽な商売をしているねって、よく言われる。
夜がヒマでいいね。なんて嫌みを言われたりする。

たしかに、四時間しかない営業時間。
ほかの人からみれば、その時間しか働いていないように見えるんだね。
私も、もともと働くのが嫌いだから、
このくらいなら楽が出来るかな〜〜〜なんて思っていたら、
何のことはない、現実は厳しい。

毎日、朝の六時過ぎに家を出て,帰るのは十時過ぎ。
休みは週に一日だけ。
それがずっと続くのだ。

そば屋の仕事は、手間のかかる仕事が多い。
そばを打つこともそうだが、つゆの仕込み、いなりの皮の煮炊き、
突き出しの煮物、そば豆腐などの一品の用意、
ようかんなどの甘味の支度。

既製品をいっさい使わず、すべてを自家製で作るというのは、
思っているより時間がかかる。
いや、私自身が考えていたより、手間がかかるものだ。

でも、少しでもおいしいものを味わって頂きたい。
安心の出来る食材を使いたい。
ほかにはない味を楽しんで頂きたい。
そう思うと、それだけの時間を費やして、
営業時間である「四時間」に合わせて、
しっかりとした準備をしたいのだ。
特に、打ったそばの賞味時間はせいぜい5時間ぐらい。
そのくらいのおいしい時間にそばを食べて頂きたいのだ。

そうは言ってもまあ、私は、どちらかと言えば、
好きなことをやっているので、たとえ長時間の仕事でも、
楽しんでやっているのかもしれない。
こうしてブログも書けるしね。

世の中はコンビニ時代。
食べたい時に、食べたいものが食べられるのが当たり前の時代。
でも、皆さんにはご迷惑をおかけしますが、
しばらくは「四時間」だけの営業時間でお願いしたい。
そのかわり、しっかりとしたものを、用意しなくては。
手打ちそば屋は、眠れないのだぞ!

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コメント

事情を知らないとき、うっかり邪推してしまうということが私にはあります。今回の説明でよくわかりました。おそろしく手間のかかるものなのですね。これからも美味しい物を作ってください。無理をなさらずに。

投稿: 所沢太郎 | 2007年2月19日 (月) 02時18分

所沢太郎様、いつもお読み頂きありがとうございます。
ご心配頂き恐縮です。
仕込みに時間がかかるのも、
ただ、私が要領が悪いだけなのかもしれませんね。
でも、どんな仕事も、表に見えるところと、裏で見えないところがあると思います。裏での仕事がしっかりとしているところほど、表に見えるものも、しっかりとしてくるものと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: かんだた | 2007年2月19日 (月) 07時24分

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