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2006年12月21日 (木)

80才になっても杖はつかない。

 金属は温度によって伸びたり縮んだりするようだ。

 昔の鉄道の線路は、つなぎ目の隙間をちょっと広くして、暑くてレールが伸びても大丈夫なようにしてあった。だからゴトンガタンという独特の振動があったんだね。
 今では伸びの少ない材料を使っているから、つなぎ目の隙間も狭くなり、あまり振動しなくなった。

 町の上を跨いでいる送電線もそうだ。夏には伸びて、だらんと線がぶら下がっているのに、寒くなると、あまり下に垂れ下がらずに、ピンと張ったようになる。
 電気を運ぶ銅線が、気温によって伸びたり縮んだりするからだ。

Tokei_1  さて、かんだたの二階にある柱時計。
 この金属でできた振り子の長さが、やはり温度によって変わる。
 夏は暑いので長くなり、時計は遅れる。冬は短くなるので時計が進む。理屈の上ではそうなるはずだ。

 ところがどっこい、この時計、店主と同じでけっこうなへそ曲がり。
 ここのところの寒さで、針が進むかと思ったら、少々遅れ気味。と思えば、突然に進み出したりすることもあるので、当てにならない。
 まあ、十分程度の誤差はお許しを。

 この時計、昔、ある人から譲ってもらったもの。(もちろん有料で)
 箱の中に昭和元年に修理をしたというシールが張ってある。ということは、最低でも八十年は動いていることになるんだね。
 今でも週に一度、両方の穴のネジを巻く。時々忘れると、「あれっ、止まっている。」という羽目に。
 小さなお子さんの中には、時報の音に驚かれる方もいる。そうだろうな、こんな時計は知らないことだろう。

 今や「手打ちそば屋かんだた」の大事な一部分。大切に使っていきたいと思っている。

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