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2006年12月22日 (金)

1944年、新潟生まれの蕎麦の達人。

 手打ち蕎麦の世界で、一目置かれている人といえばこの人。
 中村、、、、じゃなかった、高橋邦弘氏だろう。

 この秋にも、NHKの番組で蕎麦打ちの教室をなさっていたそうだ。多くの蕎麦打ちを育ててきたこの人だから、きっと内容のあった番組だったに違いない。
 私は見ませんでしたが。残念。

 高橋氏といえば、山梨県にある「翁」という店。
 当時では珍しかった自家製粉に取り組み、蕎麦そのものを売り物に、何時間も待たなければ食べられない蕎麦店を育て上げた。
 今は広島に移り、「達磨」という店で、主に後進の蕎麦打ち指導に当たっている。

 この高橋氏の元で修行を積み、もしくは指導を受けて開業したそば屋は、すでに全国で30店以上ある。まさに手打ち蕎麦の世界を引っ張っていっている人なのだ。

 私は会ったことも見たこともないので知らないが、気さくな方らしい。なにしろ頭に巻いた手ぬぐいがトレードマークだからね。
 長い間の蕎麦打ちで、体が前に傾いているそうだ。そんなに蕎麦を打ち続けたんだね。

 その高橋氏が、インタビューや取材の時に、よく言う言葉。
 「蕎麦粉は水を含んで自分からまとまる。それを延ばして切って蕎麦の形にする。私はただ、蕎麦のお手伝いをしているだけです。」

 毎日、何百人分もの蕎麦を打ち続けてきた人の言葉だ。
 私なんか、どちらかといえば蕎麦の邪魔をしているのかもしれない。
 こういう素直な心持ちを持ち続けることが、たいせつなんだな。

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