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2006年11月 4日 (土)

最初は頼みづらいかも知れない。

 さて、ご家庭で蕎麦打ちをなさっている方で、蕎麦が短く切れてしまうという悩みをお持ちの方がおおいようだ。
 その一番の原因は、すでに死んだ粉を使っているからではないだろうかと思われる。

 さて、では、その新鮮な蕎麦粉はどこで手にはいるのか。

 ここでうれしいニュース。
 某大手コンビニチェーンでは、家庭での蕎麦打ちブームから、蕎麦粉の量り売りをはじめることにした。カウンターの中に専用の箱をもうけ、製造から三日以内の蕎麦粉を百グラム単位で販売する。これにともない、パート、アルバイトを含む従業員に蕎麦に関しての基礎知識を教育して、、、、。

 効率重視のコンビニがそんなことをするわけがない。
 でも、コンビニ並みとはいかないが、けっこうあちらこちらに、新鮮な蕎麦粉を置き、基礎知識のある人のいる店があるではないか。

 そう、そば屋なのだ。

 たいがいのそば屋では、手打ちにしろ製麺機にしろ、自分の店で蕎麦を作っている。当然挽きたての蕎麦粉もあるわけだ。
 それを分けてもらえばいいだけの話だ。

 では、どんなそば屋から蕎麦粉を分けてもらえばいいのか。

1、手打ちのこだわりの店で、雑誌などに紹介されているような高級な店。
2、自家製粉を売り物にしている店
3、丼ものをやったり出前もしたりしている普通のそば屋。

 さて、どこがいいでしょう。

 答えは3の普通のそば屋です。それも、出来るだけ、はやっているような店がいい。
 1や2は、逆に癖のある粉を使っていることがあるので、家庭では扱いにくい(店の店主も扱いにくかったりして)かも知れないからだ。

 地域に親しまれている普通のそば屋は、とにかく量を売りさばくことが勝負。だから、週にニ三回は蕎麦粉屋さんから粉を仕入れている。新鮮な粉があるのだ。
 ええ、だって、あのそば屋の蕎麦の味では、おいしい蕎麦粉ではないんじゃない。
 そう思うかも知れない。でも、ここでは活きのいい蕎麦粉を手にいれることだけを考えよう。

 店の暇そうな時間を狙って、蕎麦粉を分けてもらおう。ついでに「つなぎ粉」と「打ち粉」もね。これで準備万端。
 さっそく蕎麦打ち。
 えっ、これがあの店の蕎麦なの。
 というぐらい、おいしい蕎麦が食べられることだろう。

 それこそが、自分で蕎麦を作る、最大の楽しみなのだ。

 家庭で打つには、まず、楽しく、おいしく作ってもらうことが大切だと思う。
 最初から無理をして、石臼挽きだ、産地はどこだ、道具は何だなんてやっていると疲れてしまう。
 蕎麦が切れてしまうのは、小手先の技術だけの問題ではなく、蕎麦の性質をよく知っていただくことが一番の解決方法なんだね。

 
 

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