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2006年11月21日 (火)

そばの伸しは四六のガマ。

 ガマの油というのは、本当は何から出来ているのだろうか。

 私が子供の頃、昭和30年代には、このガマの油の売り口上を実際に見ることができた。最後に刀で紙を切って、パッと飛び散るところが面白くて、よく見ていてものだ。
 あの売り口上は見事なものだった。

 今では知らない人も多いことだろう。
 そんな人はこちらを参考に

 さて、この油をとるガマは、普通のガマではない。
 四六のガマと呼ばれるガマを使う。
 前足の指が4本、後ろ足の指が6本あるガマのことらしい。

 これをガラス張りの箱の中に入れると、ガマは己の姿をみてタラ〜リタラ〜リと脂汗をかく。その脂汗を集めて煮詰めたのが、ガマの油という軟膏だ。
 ガラス張りの箱の中に入れられれば、人間だって、冷や汗ぐらい出るかもしれない。己の姿を見て、心臓発作を起こす人もいるだろうな。きっと。

 そばを伸す時には、四六のタイミングが必要。
 つまり、引き4分、押し6分の割合だ。
 初めての人にそば打ちを教えると、どうしても押して伸ばそうとしてしまう。
 引きを意識して伸ばしていくと、生地が引っ張られることがない。

 大事なのは肘の位置。
 初心者は、どうしても肘を体につけてしまう。
 こうすると押しにしか力が入らない。
 ちょうどガマが歩くように、肘を両側に張るようにすれば自由が利く。

 だから、そばを伸す時には、ガマになった気分で。
 もちろんそば打ち場には鏡は置いていない。

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