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2006年10月29日 (日)

毒キノコより熊が恐い。

 だいぶ前のこと、紅葉の季節に山の中にあるそば屋へ行ったことがある。
 店の壁に、「キノコの天ぷら」などと書かれた張り紙があったので、てっきり山のキノコの天ぷらと思い、ちょっと高いが頼んでみた。
 出てきたのは、なるほど、エノキにマイタケ、シメジにシイタケ。おお、きのこだ。近所のスーパーでパックされて売っているキノコが、こんな山奥で食べられるなんて。と、怒り心頭に感激して帰ってきたことがある。

 これと同じ失敗を、数人の仲間達と山に行ったときにしてしまった。
 ある山の中の食堂で、みんなでキノコ鍋を頼んで食べたのだが、中身はどこにでもある栽培されたキノコ。こんなもの食べるために、わざわざこんな山の中まで来たのかい。と文句たらたら。
 その帰りに寄った、観光地の売店に「キノコ汁」なんて書いてあるので、期待せずに頼んだら、これが本物の山のキノコ。売店のベンチに並んで食べたら、これがうまいこと。思わずおかわりをしようと思ったが、「キノコ汁」の下に値段が書いてない。幾ら取られるのか、不安があったのでちゅうちょした。
 後で聞いたら、一杯200円だって。なんだ、もう一杯頼めばよかった。

 この季節、「キノコそば」なんぞを出してくれるそば屋さんもあるが、まず、山のキノコを使っているようなところはないだろうな。わざわざ、山の中まで行ってもこの有り様だもの。
 でも、店をやっている人が、キノコ好きだったりすると、ちゃんと本物が出てきたりする。長野市内でも、そういう山のキノコを食べられるそば屋があるのを知っている。

 先日、鬼無里の奥の方まで行って来た。ちょっとしたハイキングと紅葉狩り。
 遊歩道を歩いていたら、木の株からにょきにょき出ているキノコを発見。これは何だと、と思ったが、何となく食べられそうな気配。だから両手に一杯ぐらいもって帰った。
 調べてみると、どうやら「クリタケ」のようだ。汁にして食べてしまったが、今のところ私も連れ合いも生きているので、大丈夫のようだ。

 ということで、キノコの目利きがよくできない「手打ちそば屋かんだた」で、山のキノコが出てくるのは、もう少し「人体実験」を繰り返してからになりそう。

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