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2006年10月27日 (金)

生意気な高校生。

 水回しをして、そば粉をまとめる時、手のひらに感じる、ふわっとした感触。
 ぐっと押さえつけると、向こうも、負けるものかと押し返してくる。

 ああ、これが、新蕎麦の感触なのだな。

 まるで生意気な高校生の坊主。
 ちょっとばかり、世の中のことを知ったからって、まるで自分の天下を盗ったような不遜な態度。
 なにかを言えば、その十倍ぐらいの言葉が返ってきそうだ。
 そしてなにより、周りに青臭い匂いをぷんぷんと振りまいている。

 やっと届いた「北海道産」の新蕎麦。
 待っていたかいがあって、いい蕎麦になっている。
 今年の北海道産も、順調な収量。今のところ、長野県産も順調に育っているようだ。う〜ん、これはいいぞ。

 新そばは、香りもいいが、食感も違う。
 茹で上がりが、プチっと、ふわっとしている。
 この喉越しが、この季節を待つことの醍醐味だね。

 いまは生意気な高校生ぐらいだが、しばらくすると、もっと落ち着いて、人生の味が出るように、甘味も付いてくる。
 蕎麦もそうやって、成長するんだね。そう言って勝手に育てているが。

 それなりに季節の変化を楽しみたいものだ。
 くれぐれも「ひねたオジさん」や「かしましオバさん」にはなってもらいたくないけれど。
 えっ、あなたのことではないですよ。

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