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2006年9月 7日 (木)

映画「砂の器」

 やっぱり泣いてしまった。
 若い時に封切りで見て、ある場面で、どっと涙があふれてしまったのを覚えている。やっぱり、今回も、同じところで泣いてしまった。

 もう三十年前に公開された映画「砂の器」がデジタルリマスター(どういう意味だい?)版で、映画館で上映されていたので見にいった。
 さすがに時代を感じさせるものの、役者といい、話の組み立てといい、とてもいい映画だと思った。単なるサスペンスだけでなく、人間の情愛を絡め、音楽と映像の使い方がとてもうまい。最初は、フイルム版と比べて画面が荒いな、、などと思っていたけれど、やっぱり話に引き込まれてしまった。結果は知っているのにね。

 人を感動させるのは難しい。
 無理に感動させようと思って盛り上げても、薄っぺらにしか感じないことがある。
 この映画だって、きっと、表に出ない何百人ものスタッフの人たちが、きっちりとプロの仕事をしたから、演技も生き、映像も生きたに違いない。
 ちょっとしたワンカット一つ撮るにしても、ずいぶんと工夫を重ねたに違いない。そういう積み重ねこそが、心からの共感を呼び、感情を揺れ動かす。

 そば屋の仕事だって同じこと。目に見えない仕事の積み重ねこそが、お客さまに認められる道に違いない。

 なんて、映画とそば屋を強引に結びつけちゃって。どうも、涙もろくなっていけないな。映画館でおじさんが泣いてても、絵にならない。



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