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2006年9月23日 (土)

ちょっと前は小型球形ウイルスと呼ばれていた。

 保健所による、飲食業従事者の講習会に、しっかりと出席してきた。
 例によって、途中から眠くなってしまうが、私の席は前の方。ここでいびきをかくわけにはいかない。
 だから、途中、コクリコクリとしながらも、なんとか持ちこたえた私。

 やはり、「ノロウイルス」による食中毒防止対策は、繰り返して言われている。
 昔はなかった、というより発見されなかったのに、厄介なものが現れたものだ。

 ノロウイルスは、他の食中毒原因細菌のように、培養することができないので、検査が難しい。何しろこのウイルス、人の腸の中でしか増殖しない。食品中や、その他の場所にいても、増えることはないのだ。
 その代わり、わずか10〜100個ぐらいのウイルスが人間の体に入ると、下痢や嘔吐を起こすことがあるのだ。
 もちろん、感染しても発病しない人もいる。でも、そういう人の糞便をとおして、ノロウイルスはバラ撒かれるのだ。

 だれでもトイレの後は、手ぐらい洗うよ、と言うかもしれない。
 しかし、少しぐらい水に濡らしたような洗い方では、かえってウイルスを手全体に広げてしまうだけなのだそうだ。
 飲食店に置かれている、逆性石けんでも、アルコールスプレーでも死なない。とにかく手を一分以上かけて、よく洗うことだと言う。

 それと、食品をよく加熱することだそうだ。
 そう、そば屋の場合は、そばを釜で茹でるのだから、大丈夫だね。
 そう思ったら、講師の人が言う。

 「食品は、意外なところで汚染されています。
 例えばそば屋さん。そばは火を通すから大丈夫だと思うでしょう。」

 ズキッ。この人、心が読めるの。

 「でも、水道の蛇口が汚れているかもしれない。冷却用の水槽の水に、ウイルスが落ちたかもしれない。冷蔵庫の取っ手が汚染されているかもしれない。
 常に、そういうことを考えないといけません。ノロウイルスの食中毒は、意外なことが原因となることが多いのです。」

 あれあれ、脅かされてしまった。

 これから寒くなると、このウイルスがはやる季節。
 先ずは手洗いをマメに、そしてよく行うこと。

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