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2006年9月30日 (土)

信州では、そばはうめえが、つゆが頂けねえ。

 落語の「そば清」(そば羽織ともいう)は、よくよく考えると恐い話だ。
 まあ、おもしろおかしく語られるから、そんな風に感じないけれど。

 そば好きな清兵衛は、行きつけのそば屋で、いくつそば食べられるか、賭けをしては、小遣い稼ぎをしていた。
 信州に旅した清兵衛は、狩人が大蛇に飲み込まれるところを目撃する。腹が膨れた蛇は、近くの草をぺろぺろと舐める。
 すると、膨れていた蛇の腹が、すーと凹んだのだった。
 これを見た清兵衛は、これは消化を助ける薬だと思って、その草を持って帰る。実はその草は蛇含草という、人間の体を溶かす薬だったのだが。

 さて、また、食べ比べの時、いよいよ、苦しくなった清兵衛は、向こうの部屋に行って、隠し持っていた草をぺろりと舐める。
 いつまで経っても戻ってこない清兵衛に、心配した皆がふすまを開けてみると、
そこには、そばが羽織を着て座っていた。

 「そば清」とは、ざっとまあ、こんな話。
 これが、関西へ行くと、「そば」ではなく「餅」に話が変わるらしい。

 そうか、信州には、人を溶かす威力のある草があるのだ。今度探してみようっと。
 何に使うかって。もちろん、、、、、。

 この話の中に、
 「信州では、そばはうめえが、つゆが頂けねえ。」
 という台詞がある。
 これが今でも、信州のそばの通し言葉として語られているようだ。
 まあ、言えてる。

 おいおい、自分で納得してどうするの。
 でも、やっぱり「信州のつゆは、、、。」
 いやいや、ちゃんとしたところもある。でも、そうでないところの方が多いかな。
 昔から話、痛いところを突いているなあ。


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