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2006年8月10日 (木)

ダッタンそばのダッタンってなに。

 中学生ぐらいの女性のお客さまから、聞かれてしまった。
 「韃靼(ダッタン)そばって、シェイクスピアの真夏の夜の夢に出てくる台詞、『ダッタン人の矢よりも早く』のダッタン人と関係があるのですか。」

 ええっ、なんて格調の高い質問なのだ。シェイクスピアだって、真夏の夜の夢だって。
 う〜ん、答えに窮した私。

 恐るべき中学生。シェイクスピアを読むなんて。と思ったら、女の子の人気漫画「ガラスの仮面」で、この劇のことが出てくるのだって。それで「ダッタン人」という言葉を覚えていたらしい。

 調べてみると「ダッタン人」とは広くモンゴル人を指す言葉だったようだ。時に「タタール人」とも呼ばれ、トルコ系民族と混同されることがあるという。
 モンゴル人は遊牧民族だから、矢を射る技術も優れていたのだろう。エキゾチックな表現が好きだったシェイクスピアが、作品の中に取り入れたのもうなずける。

 ダッタンそばとは、そのモンゴルのあたりで栽培(あるいは自生か)されていたそばのこと。
 よし、これでシェイクスピアが来ても大丈夫だぞ。


 

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コメント

 ダッタンとはモンゴルに関係があったんですね。
勉強になりました。

 ところで かんだたさんは ダッタンそばをメニューに
入れたことは?。

 私は何回か打ってみましたがあまり美味しくないですね。
 商品化するとなると思いっきり発想の転換をする
必要がありそうです。

投稿: そばがき | 2006年8月11日 (金) 06時05分

 ダッタンそばは、イベントで何回か作りました。

 通常の内層粉に二割程度のダッタンそば粉をまぜて、打ちました。この程度の割だと、色は十分に黄色くなりますし、ダッタンそばの苦みもあまり気になりません。
 更級と同じように、細めの軽いそばに仕上げないと、食感が悪くなります。

 ただ、このそばを茹でるのは、専用の釜が必要です。蕎麦湯が黄色くなってしまって、以後、普通のそばをゆでられなくなってしまうのです。
 ということで、予備釜のない当店としては、通常メニューに取り入れるのは見送っています。

 ダッタンそばのボソッとした食感をいかせば、そばだけではなく、何かの料理に使えそうな気はするのですが、まだ思い付きません。
 まあ、いろいろと試してみませんか。

投稿: かんだた | 2006年8月11日 (金) 07時08分

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