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2006年8月18日 (金)

三分の一感覚

 ここに羊羹が一本ある。食べる人は3人。
 さて、あなたはどう切りますか。

 え〜、三つに切るのが難しいので、四つに切って、私が二切れいただくのが、いちばん平和な切り方。

 、、なんて、どこかの大国が言いそうな理屈をいってはいけない。料理人たるもの、きちんと、正確に三つに切り分ける技術を持っていなければ。

 いつも感心するけれど、慣れた板前さんは、刺身の柵を、きちんと人数に合わせて切ることができる。少なくとも、見た目には平等に。
 子供の時に鍋を持って買いにいった豆腐屋さんも、水槽の中で、きちっと、いつも同じように、豆腐を切り分けてくれる。

 包丁に慣れていない人には、ちょうど半分に切ることさえ難しい。日々、使って慣れてくると、何と言うことなしに、正確に切れるようになるのだろう。
 三分の一、五分の一などの感覚も、身についていくのかもしれない。
 料理の講習会で、よくやらされるニンジンの梅鉢づくり。正確に五角形を作り、あっという間にきれいな梅を仕上げる講師の人。こういうのも、日々の仕事の中で研ぎすまされていく感覚なのだろう。
 私のように、型で抜けばいいや、などと思っている人間には進歩がない。

Sobadofu しかし、三つに切らなければならないときもある。
 いつも作っているそば豆腐。これは、型の大きさの関係で、9個に切り分けなければいけない。
 正確な三分の一の感覚。こういうのも日々の繰り返しの中でつかんでいくものなのだろうか。
 理屈ではない。勘と経験の世界。

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