ちょっとブツ切れ「かつお節切り」
本日は恒例の十割そばの夕べ。
皆さん御参加、ありがとうございます。
人というものは、
難しいといわれると、
よけいに挑戦してみたくなるものらしい。
これは難しいよ、
なんて言われると、
ええい、俺にだって出来らぁ、
とタンカを張りたいもの。
でも、実際やってみると、
思いのほか、うまく出来なかったりする。
やっぱり、
これは難しかった。
でも、ちゃんとそばになったぞ。
今回の変わりそばは、
「かつお節切り」。
昔からの定番の変わりそばの一つだが、
その、原価と手間で、
お大尽風のつくりとなる。
しゃかしゃかと、ひたすら削る。
なにしろ、粉一キロに、
大きめの本枯れ節を、
半分以上も使うのだ。
その削り節を、
オーブンで、焦さないように、
かさかさになるまで乾かす。
それを、ミルミキサーを使って、
煙が出るぐらいに、
細かく粉砕する。
この粉を、そばに打ち込むのだ。
ぷつぷつのかつお節の粒が、麺線に浮かんで、
いい感じなのだが、
ちょっと、調子に乗って、細く切り過ぎたか。
茹でたら、だいぶ切れてしまった。
できるだけ、きれいなところをお客様にお出ししたつもり。
最後に残ったそばを写真に撮ったら、
ちょっと、乱れぎみの麺線が、
そのまま写ってしまった。
恥ずかしいかぎり。
でもでも、
いつにないぷちぷち感があるそばになったことはたしか。
かつおの成分がそうさせるのだろうか。
「う〜ん、このまま食べれば、かなりかつおの匂いがする。」
「匂いというか、魚臭いぞ。」
「汁に浸けて食べれば、いつもと変わらないよ。」
「ちょっと、ざらっとした食感が面白いかも。」
などなど、いろいろとご感想をいただき、
ありがたきこと。
また、あらたな挑戦にご期待を。
えっ、どこかの本に書いてあった「アワビ切り」だって。
あっ、急に耳が聞こえなくなった。
「アケビ切り」ではいかがだろうか。
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